自律神経はバランスが大事⁉︎ 自律神経のバランスを整えるツボ

人間は自分で身体を動かしたい時は自分の意思でコントロールすることができます。

一方、内臓の動きや血液の流れ、血圧、酸素や栄養を体全体に行き渡らせること、老廃物の排出などは意思ではなく自律神経がコントロールしています。

 

自律神経は交感神経と副交感神経の二つから成り立っており、興奮したり緊張したりする状態には交感神経、落ち着いているリラックスした状態には副交感神経が深く関わっています。

この正反対の二つの働きのバランスが取られることによって、心身の安定に繋がっているのです。

 

しかし、ストレスや内分泌疾患などによりこのバランスが乱れると、多くの人が悩む心身の不調を引き起こしてしまいます。

リラックスしているはずなのに動悸や発汗、めまい、吐き気、耳鳴りなどの症状が現れると、もしかしたらそれは自律神経失調症かもしれません。

 

大抵はまず内科を受診し検査を受けますが、このような検査では特に問題がないと言われることが多いようです。

耳鼻科や脳神経外科でも問題が見つからない場合は、心療内科などを受診してみるのも良いでしょう。

 

自律神経を整えるために一番大切なのは「休養」です。

原因となるストレスをなくす必要があるため、環境を変えることはとても重要です。

 

仕事が原因である場合は、簡単に休むことは出来ないという人がほとんどだと思いますが、しっかりと休息しなければ悪化する一方で、最悪な場合、うつ病を発症してしまう可能性もあるのです。

普段からあまりストレスを溜めないようリフレッシュ方法を見つけておくのもいいかもしれません。

 

そこで今回は、自宅で手軽に今すぐできる自律神経のバランスを整えるツボをご紹介したいと思います。

 

 

自律神経バランスを整えるツボ

 

 

手のひらのほぼ中央にある「心包区」というツボは、緊張状態の心臓と交感神経をリラックスさせる効果があるとされています。

このツボを押す際のコツとしては、息を吐きながら親指で少し強めに3秒間押し込むように刺激します。

両手のツボを何回か押すことを繰り返すのがより効果的なようです。

 

自律神経を整える他にも不眠や多汗、疲労の解消にも良いとされています。

手の場合は外出先でも気軽に押すことが出来ますが、実は「心包区」は足の裏の中央にもあるため、足にあるツボは自宅でテレビを観ながら刺激するといいでしょう。

 

指と指の間の甲側にも自律神経を整える「指間穴」というツボがあります。

これも手と足の両方ともあり、親指と中指のなどで摘むように刺激しましょう。

 

 

冷えや疲労にも効果があります。

 

足の親指には頭をスッキリさせる効果のあるツボがあるので、指先に向かって押し出すように刺激すると脳の血流が改善し頭の重い感じがなくなることが期待できます。

 

以上のように、自律神経のバランスには気を遣って、健康な生活を送っていただきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。