知らないうちに出てしまっているかも⁉︎ 加齢臭を抑える方法はあるの?
ビジネスでの通勤で満員電車などに乗っていると、「におい」が気になることはありませんか?
においと言っても、お酒などのアルコールもにおいもありますし、中には女性であれば強い香水のにおいもあるでしょう。
そして、人間の体内から出てくるものでは「わきが」などの汗からくるものや、「加齢臭」などもあります。
人間である以上「老い」は避けられないものであり、加齢臭が多くなってしまうことも仕方がないところもあります。
しかし、日常的に対策を取ることで予防をすることができます。
今回は、そんな加齢臭についてお話していきたいと思います。
加齢臭の原因
加齢臭の原因物質は、「ノネナール」という物質です。
皮脂に含まれるヘキサデセン酸が皮膚常在菌によって分解されることにより作り出されます。
また、「ジアセチル」という物質も原因とされています。
なぜ若い頃には出ていなかったにおいが歳をとると出てくるのでしょうか?
実は、若い頃と老いたときで体から出てくる皮脂が違うのです。
老いたときに出てくる物質そのもの、あるいは皮脂が分解され生成された物質が放つにおいが、加齢臭になるわけです。
ただ、加齢臭が強くなってしまう原因は他にもあります。
例えば、生活習慣が不規則であることや食べ物が偏っていることなどが挙げられます。
また、ストレスが高い人も臭いが強くなってしまうこともあります。
疲労が溜まってくると自分では気がつかないうちに体の中から、特有の臭いを発してしまうことがあります。
自身のにおいというものは、自分ではわからないことが多いので厄介です。
気づかないうちに影で嫌がられることもあるために、悩みになっている人がいるのも事実です。
加齢臭への対策とは?
生活習慣を見直す
年齢を重ねることによってにおいが強くなるなら、防ぎようがないではないか、と思われるかもしれません。
しかし、においの強さや出てくる物質の量などは個人差や生活習慣によって異なります。
つまり、先ほども挙げましたが生活習慣や食生活の乱れによる原因ということも少なからずありますので、生活習慣を見直し、できるだけ健康な生活を送ることを心がけることにより、加齢臭を抑えることができるのです。
また、タバコやお酒などのアルコールを取る人は加齢臭がしやすいとも言われています。
タバコは百害あって一利なしととも言われますので、健康のためにも少なくしたり、アルコールなども極力少なくすることが大切です。
運動をする
体内で活性酸素を増やしてしまうことにより酸化が促され、細胞を衰えさせてしまうことも加齢臭が多くなってしまう原因となります。
健康を考えて運動をすることで血流の改善にもなりますし、汗を出して老廃物を除去することも加齢臭を抑えるには効果的です。
ただ、運動をするといっても、強度の高い運動は控えるようにしたほうがいいでしょう。
強度の高い運動は、体の酸化を促進するという逆効果にもなり得るので注意が必要です。
ウォーキングなどの軽度の運動が、汗もじんわりと出てきますので効果があります。
サプリメントを摂取する
サプリメントで加齢臭を予防する方法もあります。
今では、価格もお手ごろなものなど売っていますので、毎日の食事のときに取るようにすることで加齢臭を抑えることが期待できます。
エチケットを考えてサプリメントなどを取る人がいますし、いつまでも細胞を酸化させないように若々しくいたいという人は、お金に糸目をつけずに購入する人もたくさんいます。
最後に
以上の方法以外にも、頭皮をはじめ、体を清潔にすることももちろん大切です。
ただし、必要以上に気にしてしまってストレスを溜めてしまっては、それはそれで健康に悪影響です。
このように加齢臭を増やさないようにする方法はありますので、必要以上に気にする必要はありませんが、若いうちから対策をとることでいつまでも若々しくいたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。